温故知新 自動化アーカイブス

はじめに(連載第1回 前書きより)

会報委員 渡辺 広志
株式会社東京自働機械製作所

当協会の前進である自動組立懇話会が発足したのが1972年7月。その6年後、懇話会は発展的に解消して自動化推進協会が発足、現在に至る。懇話会の頃から活動の成果として会報(当時は「自動組立ニュース」)は定期的に発行され、さまざまな記事を通じて自動化技術の普及、推進に貢献してきた。

かくゆう私も駆け出しの頃「自動化推進」から自動化に関する知識や考え方を学び、役立つと思った記事はファイルしていた。今でも机の奥から引っ張り出して読み直すことがある。

会報委員会の席で「これまでの会報に掲載された記事の中からめぼしいものを選び出して再掲載してみたらどうか。」と提案され、本連載のスタートとなった。私自身「自動組立ニュース」は目にしたことがなかったのでとても興味深い。

記事の全文を再掲載したいところであるが、誌面の都合もあるのでダイジェスト版の形をとっている。第一回目の記事として、牧野先生が執筆された「カム機構設計の要点」を選んだ。会報に6回連載されたものを2回に分けてお届けする。
第1回(「自動化推進」2004No5掲載)
鞄結梹ゥ働機械製作所 渡辺 広志
カム機構設計の要件(その1)
山梨大学工学部 牧野洋
「自動組立ニュース」1973.2〜1973.7(全6回)
第2回(「自動化推進」2004No6掲載)
鞄結梹ゥ働機械製作所 渡辺 広志
カム機構設計の要件(その2)
山梨大学工学部 牧野洋
「自動組立ニュース」1973.2〜1973.7(全6回)
第3回(「自動化推進」2005No1掲載)
鞄結梹ゥ働機械製作所 渡辺 広志
自動組立機の標準化思考(その1)
キヤノンKK 高久龍雄
「自動組立ニュース」1977.3〜1977.8(全6回)
第4回(「自動化推進」2005No2掲載)
鞄結梹ゥ働機械製作所 渡辺 広志
自動組立機の標準化思考(その2)
キヤノンKK 高久龍雄
「自動組立ニュース」1977.3〜1977.8(全6回)
第5回(「自動化推進」2005No3掲載)
鞄結梹ゥ働機械製作所 渡辺 広志
自動組立機の標準化思考(その3)
キヤノンKK 高久龍雄
「自動組立ニュース」1977.3〜1977.8(全6回)
第6回(「自動化推進」2005No4掲載)
鞄結梹ゥ働機械製作所 渡辺 広志
自動組立機の標準化思考(その4)
キヤノンKK 高久龍雄
「自動組立ニュース」1977.3〜1977.8(全6回)
第7回(「自動化推進」2006No1掲載)
鞄結梹ゥ働機械製作所 渡辺 広志
自動組立機の標準化思考(その5)
キヤノンKK 高久龍雄
「自動組立ニュース」1977.3〜1977.8(全6回)
第8回(「自動化推進」2007No1掲載)
鞄結梹ゥ働機械製作所 渡辺 広志
「自動組立機導入に関するメーカ側に対する提言」
セイコー精機鰹ネ力機課課長代理 伊藤 潔
「自動組立ニュース」Vol4.No5(昭和50年5月1日発行)
「組立メーカよりユーザーへの一方的発言」
富士機械製造梶@浅井鎬一 ・磯貝武義
「自動組立ニュース」Vol4.No12(昭和50年12月1日発行)
第9回(「自動化推進」2007No3掲載)
鞄結梹ゥ働機械製作所 渡辺 広志
設計室 設計室余談
“機械設計者の育成”(自動化推進85−5) 西郷 達治
第10回(「自動化推進」2008No1掲載)
鞄結梹ゥ働機械製作所 渡辺 広志
設計に関する48章から
ヤマハ発動機叶サ造事業部生産技術部課長 塩沢晃(自動化推進87−4)
セイコー電子工業叶カ産技術部製造試作課課長 西郷達治(自動化推進87−5)
アトリエじゅん主宰 本田保宏(自動化推進87−6)
11回(「自動化推進」2008No2掲載)
鞄結梹ゥ働機械製作所 渡辺 広志
設計に関する48章から
編集委員会・設計グループ
(財)千葉県中小企業振興公社 柳文男
ヤマハ発動機株ヨ田第5工場製造課長 塩沢晃
セイコー電子工業叶カ産技術部製造試作課課長 西郷達治