【TTAM】 メカトロニクス技術認定試験 Test of Technical Ability on Mechatronics
1.TTAM メカトロニクス技術認定試験とは
世界標準となる試験
メカトロニクス技術認定試験とは、メカニズムと制御の組合せシステム構築技術レベルを判定するものです。
雇用・能力開発機構が、企業研修や職業訓練の成果確認の必要性を提唱し、それをうけてNPO自動化推進協会が実行しているものです。
従って雇用能力開発機構傘下のポリテクセンター、職業能力開発大学校などの、ご協力を得ています。
自動化システムは、すべてメカニズム・アクチュエータ・コントローラ・センサの4つの要素群から、それぞれ選定された要素の組合せで構成されています。 これらのシステムは、メカニズムを駆動するアクチュエータを電気的に制御するので、メカトロニクス技術と呼ばれています。 自動化技術者には、これらの要素群の中から目的にしたがって最適の組合せを選定する能力が、求められています。 ある目的を与えられた場合、 --- どのメカニズムを、 --- どのアクチュエータで駆動し、 --- どういうコントローラ・ソフトウエアで制御し、 --- どのセンサでどこを検出してフィードバック信号をとるか を実務的に的確に決定することです。
メカトロニクス技術認定試験はその実務的な能力を客観的に判定し、証明する「世界標準となる試験」です。
2.試験の方法
本来、与えられた目的・用途に適したメカトロニクス・システムを設計し、そのモデルを実際に機構模型によって構築・駆動する能力を判定して点数を与えるべきものですが、試験ではコンピュータ画面上で設計資料の図をドラッグアンドドロップで組合わせて、システムや制御回路を構築する方法によります。
コンピュータ画面上で操作する設計資料や答案用紙は、最も多くの人が使っているWordを用いますが、試験前のセミナーおよび教本とホームページによって「Wordの使い方の練習」ができるような方法を講じています。
3.試験の得点
この試験は合格・不合格ではなく、得点制です。 試験で得点した点数は、個人の所有得点として、次の試験まで持ち越されます。 その後も、同一人が同一科目を何回でも受験出来ますが再挑戦でミスしても得点は下がりません。 各科目ごとに制御系・機構系それぞれについて過去に得た最高点が本人の所有得点となります。
なお、試験で高得点を得た方には、名刺に貼る「高得点保有者シール」を進呈します。
4.受験のメリット
現在、多くの大企業で機械系技術者と制御系技術者とに別れてしまっていますが、本来、機構と制御の両方が分かる技術者でなければ最適なシステム設計はできません。 この試験を目標に技術研鑚をして機構・制御両方を理解するエンジニヤが増えることは、企業として--さらには国家全体として--の基本技術力の増大になります。
当然、この得点により、各技術者の実力がわかるので、企業としてはまさに適材適所の人員配置が出来ます。
さらに、高得点シールを貼った名刺を持つことで、その技術者が外部企業と折衝する場合に、技術的な主張を通しやすく有利になります。
名刺に高得点シールを貼った技術者が多ければ、その企業に対する外部からの技術力評価も高まります。
5.メカトロニクス技術認定試験委員会
試験は自動化推進協会の内部組織である、「メカトロニクス技術認定試験委員会」(委員長 山梨大学名誉教授牧野洋:自動化推進協会創立者、現名誉会長)により企画され、下部組織である「メカトロニクス技術認定試験実行委員会」(委員長 熊谷卓:技術士 新興技術研究所代表取締役、自動化推進協会常任理事)により運営されています。
6.外部組織との連携
2007年より、石川県 IT総合人材育成センターで、この試験をメカトロ中核技術者対象のロングセミナーに組込まれています。
2008年より、国立長野工業高等専門学校においてこの試験が学習単位に認定されています。 2008年より、機械学会の中核人材育成事業との連携が行われます。
2006年、既にシンガポール、台湾等からこの試験のライセンスについての相談があり、今後海外展開を進める予定です。
7.自動化推進協会監修・熊谷卓著「メカトロニクス技術認定試験教本」
実行委員長である技術士の熊谷卓常任理事による教本が工業調査会から発売されました。ここには模擬試験問題も記載されており、ウエブから解答用紙と設計資料をダウンロードして練習することが出来ます。
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