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理事長のご挨拶

会長(現:理事長)就任のご挨拶

日本の自動化技術発展を支えてきた本協会の会長をお引き受けすることになり、重責に身の引き締まる思いでおります。
 長引く不況の中で、遠山前会長が着実に運営・展開されてきた協会を、引き続きさらに発展できるよう努力してゆきたいと思っております。会員の皆様のご協力を、よろしくお願いいたします。
 近年、多くの学会において、産業界と学会との乖離が指摘されています。学術後援会への企業の方々の参加者数は増加せず、一方、現状の自動化・ロボット化技術は、未だ1970年代の研究レベルに留まっています。ここ20年間に発表された多くの学術成果は学位取得にしか有用でなく、実用化にまでは至っていません。21世紀に日本がこの分野で世界をリードし続けるためには、産学官は意識を大きく変えなければならないでしょう。
 昨年度、通産省(現:経済産業省)が日本ロボット工業会に委託した「21世紀におけるロボット社会創造のための技術戦略調査」の報告書においても、産学官の役割が再検討され、産学官がいかに変わるべきかが具体的に提言されています。そこでは、産業界に対して、オープン化ポリシーに基づく製品の市場への供給の推進、小規模市場型製品への対応、人材流動化への参加、人材の再教育とソリューションビジネスへの展開などが指摘されています。
 これらはいずれも、本協会が積極的に遂行し得る課題です。しかも、単に一つの協会内での話ではありません。日本の自動化・ロボット化技術の将来がかかっています。まさに、本協会のリーダーシップが求められていると言っても過言ではないでしょう。今こそ、自動化推進協会の力を発揮しようではありませんか。

2001年5月
早稲田大学 教授 菅野重樹
URL:http://www.sugano.mech.waseda.ac.jp/index-j.html


菅野重樹 プロフィール

1958年9月東京生まれ
1981年3月早稲田大学理工学部機械工学科卒業
1986年3月同大学院博士後期課程単位修得
1986年4月早稲田大学理工学部機械工学科助手
1989年3月鍵盤楽器演奏ロボット(つくば科学万博に出展)の研究により工学博士
1990年4月早稲田大学専任講師
1992年4月同 助教授
1998年4月同 教授 現在に至る
研究テーマ:人間共存ロボット、器用なマニュピレータ、人間―ロボットコミュニケーション、知能創出など

歴代会長よりメッセージ

初代会長 牧野 洋(山梨大学教授) ご挨拶
二代会長 新井民夫(東京大学教授) 98自動組立推進展によせて
モノ作りにおける温故知新
94自動組立推進展
20周年を迎えて
海外技術視察団
三代会長 遠山茂樹(東京農工大学教授) ご挨拶
四代会長 菅野重樹(早稲田大学教授) 就任のご挨拶